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 屠殺、って・・・
カンボジアでは、たいていの家には、家畜が居ます。牛、豚、ニワトリ、アヒルなどを育ててます。それは売る事もあれば、家で食べることもあります。牛豚などの大きいものは肉屋に売る事が多いのですが、鳥たちは頻繁に家庭で調理され、食卓に登ります。私のお世話になってる家でも、よく、兄弟たちがお金を出し合ってビールを箱買いし、鶏を絞めてつまみを作り、みんなで宴会します。

実は、私は、このときの「鶏を絞める」行為にとーっても抵抗があります。絶対にやりたくありませんし、あまり見たくもありません。魚ならいいんです、大丈夫なんです。大きな魚をさばこうが、その血で手が汚れようが、何とも思いません。ところが、動物になってしまうと、こぶしサイズの鳥ですら殺したくありません。食べるのは大好きな癖に、殺すのは「かわいそう」などと思ってます。
じゃあ、日本では誰が家畜を殺してるんだろう?と思って知り合いの畜産業界の関係者に聞いてみました。ダークな回答が返ってきて、ちょっとショックでした。

江戸時代の階級制度、士農工商の更に下にエタ・ヒニンと呼ばる人たちがいました、と学校で勉強しましたよね。彼らの多くは動物の屠殺、皮なめし、またその内臓を売ったりするのを生業としていたそうです。今現在「部落問題」と呼ばれる、そういう出身の人たちを就職や結婚で差別する向きがあります。もちろんこれは人権に関わる、あってはいけない話です。ですが、そんな背景の結果、今の屠殺業者さん達には部落出身の方たちが多いそうです。

さあ、カンボジアの話。
日本では差別にまで発展している問題ですが、カンボジア人には大したことじゃないんです。
普通の家庭の育ちの良い子たちが、あっさりと手際よく、さくさくと鶏を絞めていきます。まるで、魚をさばくかの様に。

物陰から怯えながら見ていた(苦笑)、鶏を絞めるもようです。
1、鶏の頭たたいて気絶させる。
2、首を切り、血を器に取る(これも食べるんです)
  この時、鶏がばたばたするので、動かないようにきゅっと押さえる。
3、沸騰したお湯に鶏をつける。(羽が取れ易くなるそうです)
4、羽をむしる(マーケットで売られている鶏はこの状態です)
5、食べやすいサイズに切り分けていく(←この段階まできて、やっと私は「美味しそう」という気持ちになれます)
カンボジア家庭では部位別に使い分けないので、1つの料理で、頭1つ、足2つ、手羽2つってな具合に仕上がります。

いろいろカンボジア人に屠殺をどう思うか聞いてみると、やっぱり「血が嫌い」とか「輪廻転生的によろしくない、年寄りにはやらせちゃいけないよね」などと言って敬遠する人もいるみたいです。
じゃあ、屠殺業者さんについて聞いてみると、牛はチャム族(カンボジアに住んでるイスラム教を信仰している民族。人口の1.5パーセント)、豚は華僑が扱ってる事が多いそうです。でも屠殺に関わってるからといって、白い目で見られることは無く、むしろ良いビジネスだよねって感じみたいです。

管理者だけに観覧

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